That's 記(雑記)

ネーム ハンドルの自己満足でいろいろなことを書いてます。

ここからリスタート

先日受けた健康診断の結果は未だ出ていないのだろうか。
気になって電話をする。明日の午前に来てくれれば渡せる、との事。
時間があれば、院長の話も聞いて欲しいという話で、聞く事にした。

当日。

病院へ行き、受付で名前と用件を伝える。
あぁ、と納得していた。
昨日、電話、ありがとうございました、と言われた。
この病院で、有名人になってしまっているのでは……。

受付で、少し待つ。病院は
居るだけで病気になりそうだ。
……。受付で、検査容器に入った血液を、
外部から来た人間に渡している。別の所で
詳細な検査を行うのだろう。己れの血液も、
そこに送られたのだろうか。

……。受付に居るのは、医療事務として働いている人だろう。
患者の相手をするのが、看護師。患者を診断するのが、医者。
この狭い空間内。同じ目的を持ちながらも、ステータスは勿論、
給与も大きく違う人々。どういう人間ドラマが繰り広げられているのだろう。


そんな事を思っていると、看護師(服が其々、違うので判別が付く)に呼ばれる。
移動中、「もう働いてます?」等と話し掛けられた
親戚か!と内心ツッコミつつ、医者の元へ。

アレルギー検査の結果が出たらしい。
各種花粉に、ハウスダストやダニ、動物、昆虫等。
どれもこれも、数値が高い。春の時期は目が痒くなるので、
何となく花粉症かなと感じていたが、その通りの結果となった。

職場に言われて検査した内の一つが、蜂。
これもアレルギー反応が出た。蜂に刺された経験は無いのだが……。
蜂と蟻が蟻酸という同じ成分の毒を有しているとの事。
子供の頃、蟻を潰したり触ったりして遊んでいたからなのかもしれない……。
己れが無意味に殺した蟻の呪いか。

蜂に刺されると、酷い時には咽頭腫脹を起こし、
呼吸困難を引き起こす可能性があるそうだ。そういう時には、
大病院に行って、治まるまで、気管支挿管をして、
呼吸を確保してもらうようにする必要がある、と説明してもらった。

アンモニアがあればそれを塗るのがいいと言っていた。
尿をかければ……と真剣なトーンで話していて驚いた。
尿にアンモニアは含まれていない。元はアンモニアだが、
体内で無毒な尿素に変えられて、排出されている。その為、
尿を長時間放置しておけばアンモニアに変化はする。

……大丈夫か、この医者?

蜂に刺されなければどうとでもない、というような口振りだったが、
態々調べるぐらいだ。
己れが働く職場でその危険が無いと言い切れるだろうか。


他の結果には問題なし。

裸眼視力が0.4とされていたり、血圧が下が50と低かったりと
気になるところはあるが……。

その後、散髪に行った。丁度、昼の12時だったので、
休憩中かもしれないと考えて、行くのは気が引けたが……ドアを開けた。
すると、奥から理容師が出て来た。……予想通り、休んでいたようである。
それでも、こうして来れば、接客をする。大変な仕事である。

ザクザクと切られていく。凝った髪型にする事が無いから、
技術的なものを感じる事は少ないが、どうなのだろうか。
この最初の時点で、終わりの形をイメージしているのか。
どういう気持ちで、人の髪と向き合っているのだろう。

世界的に見ても、日本の理容師、美容師の実力は高いと聞いた事がある。
イギリスのロンドンはヘアカットのトップクラスだと言うが、
それと日本との関係はどうなのだろうか。日本はそれを見習ったのか、
独自進化なのか。歴史を紐解いてみれば面白そうである。
己れも学んで、世界で腕を振るってみようか?

注文はカットのみである。シャンプーは金額が高いのでしない。
カットに比べて、費用が異様に高いのには理由がある。
美容師、理容師の手が痛むからである。
水に晒され続ければ、手は乾燥するし、
シャンプーや薬品によって、手が荒れる事も珍しくない。
だからと言って、手袋をしてすると感触が悪いから、
素手でする他ないのだ。

終了。金額は1,050円。この50円は消費税5%だった頃の名残なのだろうか。
8%になったのだから、80円にすればいいのに、と思わないでもない。

次に、家電量販店に買い物に行く。
昼だからか、客は殆ど居ない。
店員同士で話をしている姿だけが見える。
存外、暇なのだろうか。正社員なのか、アルバイトなのかは知らないが……。

見て回っていると、マッサージチェアのコーナーに行き当たった。

人の足が見える。展示されているそれを堪能しているようだ。
普段、何の仕事をしているのだろう。
早期退職をしてのんびり暮らしている人なのか。
仮想通貨や株、その他ギャンブルで大穴を当てた人なのか。
それとも、何らかの事情で働けず、生活保護を貰って
暇を持て余している人なのか。

何を買ったのだろうか。袋を持って、うろうろとしている
腰の曲がった男性。男性は、お金を払って、それを購入したのだ。

……これだけ商品が無防備に置いてあるのに、
誰も盗る事は無い。寧ろ、積極的にお金を払おうとする。
お金を払えば、お金が減る。損をする。でも、だからと言って
盗む事は無い。……盗めば、罪悪感に苛まれるだろう。

それはどうしてなのか。恐らく、人間に公平性の感覚が
深く根付いているからなのだろう。

人間と近い類人猿、猿でさえ、不公平には不満を示す。公平を望む。
それ以外の動物は知らないが……己れの感覚では、
犬も不公平を嫌っているように見える。犬を複数飼っている場合、
一匹を贔屓にすると、他の犬は焼き餅を焼く。
嫉妬は、公平に由来する感情なのではないだろうか。


しかし、一方で盗む事に躊躇をしない、止められない人も居る。
その感覚の狂い故なのだろうか。

働いた分、対価を得る。物を得るには、対価を払う。

その常識は、永続的なのだろうか?


誰が、最初に、不公平な振る舞いを始めたのだろう。
人類で初めて――人の物を盗ったり、嘘を吐いたりして――
そのルールに逆らった者は、どうだったのだろうか。

良心の呵責に苦しんだのだろうか?


イタリアの独裁者「ベニート・ムッソリーニ」はこう言ったそうだ。

他人を信じることは良いことだが、信じないのはもっと良いことである。」と。

独裁者は必ず、悪役と呼ばれる立ち位置に収められる。

そのせいで、この台詞も、悪らしさ、一般常識に反したものを敢えて述べただけ、
臍曲がりのような印象を受けてしまうが、それは誤解なのかもしれない。


第二次世界大戦――独裁者の言う事を信じてしまった結末が、あの結果である。
それを踏まえてみると、彼がその発言をしたのは、皮肉にも思える。
権威を持つ人が叫べば、それがどういう意図を有していたとしても、
本当の事のように感じてしまう。それは、人々がその――当時の
時代であれば、独裁者の――良心を信じているからである。


現代の社会は、人の良心、公平性を前提としている。
それが失われたらどうなるだろう?

「他人を信じないのはもっと良いこと」。それは、
文明の崩壊を引き起こし得るのではないだろうか。

ムッソリーニは、人々が信じ合えなくなる社会が来ると、
警鐘を鳴らしていたのかもしれない。



話が大幅に脱線してしまった。


引き続き、家電量販店で、ICレコーダーを探す。
その中で、良さそうなものを選んで、レジへ。
行くと、カードの作成を求められた。保証書の面で、必要らしい。
……説明が手馴れている。そのカードを出せば、
購入した事実を簡単に証明できるのだそうだ。

これ以上、カードは欲しくないのだが、仕方ない。
名前等の個人情報を書いて、作成した。
そのおかげで、何百円か割引してもらえた。

このように、カードという形で、個を求められる。
一方で、インターネットでは、匿名で、自分を持たない。
個を持たない世界が広がっている。その勢いは増すばかり。
現実にも、それが広がっている。

同じ店に連続で通い詰め、常連と認識されるようになったら、
その店には行かなくなる、という人も居ると云う。
常連というカテゴリーではなく、一般の客という扱いでいい。
その他多数、大勢である方が好ましい、と考える人が少なくないのだ。
その気持ちは、己れも解る。……己れにもそういう傾向があるからだ。
同じ店に行くにしても、曜日や時間帯を変えたり、
日を開けたりして、あの人は、と思われないように立ち回っている。

この例の他にも、テンプレート、定型の広がりも感じている。
「コピペ」問題もそれの一種かもしれない。

それらしい模範解答、ベターなものがインターネットを通じて、
大勢に伝わる。皆、その通りに振る舞う。答えを述べる。

人は、個を持たないようにしているのに、
この世界は個を求めてしまう。その矛盾を、
如何に解消すべきなのか?


財布の中に、カードが増えてしまったのが、残念である。
カードが必要なのは、実店舗だけのように思う。
インターネット通販では、カードなんて作らない。
アカウント自体がその個を認識する記号だからだろう。

因みに、後にインターネット通販で己れの買ったICレコーダーの
価格を見たら、己れが出した金額のほぼ半分であった……。



家に戻って、書類をチェックする。

働く上で、提出する物が沢山あるのだ。

履歴書は既に渡しているから良し。

卒業証明書・成績証明書。これは数日前に申請し、
学校から送られてきた。

健康診断。今日、手に入れた。

住民票も公民館で発行して貰った。

源泉徴収票もアルバイト先から受け取った。
時期が早いと困惑していたが、用意して貰えたので良かった。

年金手帳も、数日前に届いた。提出書類確認の打ち合わせの際、
総務課長が「年金手帳って(表紙)青いよね。」と言っていたのを、
社員が「いつの時代ですかそれ。」と笑っていたが……青い。
どうやら、青い方が新しいようだ。

免許証はある。

車で通勤するので、車検証のコピーも準備した。

保険証もある。これは、こちらで手続き(国民健康保険から社会保険へ)を
済ませなければならないらしいが。


それから、向こうから渡された書類だ。

入社誓約書と雇用契約書、給与振込先の届書、
通勤届・運転者台帳、個人番号(マイナンバー)台帳兼届出書。
これらの記入も済ませた。判も押した。

準備ができたので、電話をする。
遅くなってもいいので、今日中に来て欲しいとの事。
直ぐに支度をして向かった。

書類を見てもらう。一部、記入漏れがあった。書き込む。
本籍地は……。何処だったかな?忘れてしまった。
どうしようか困って訊ねると、今は書かなくていいと言っていた。
空白のまま提出。

服装や初出勤の予定について話を総務課長から聞く。
一通り話し終えると、総務課長が社長に、他に何か言う事は、と訊ねる。

社長は、自分から輪の中に入る事、人に訊く事、体調管理に気を付ける事。
その3点に注意して欲しい、と鼻声で話してくれた。……風邪らしい。

シンプルだが、難しい、重要な3つの心構えである。
忘れないように、意識しておかなければ。

総務課長が、外に出て敷地内の建物と、
駐車場の案内をする。外に出る際、一言断ってから出た方が良いのか、と
悩んだが、結局、何も言わず仕舞い。こちらが挨拶をすれば、
あちらも作業を止めて、挨拶をする必要が出てくる……等と
余計な気を遣ってしまった。挨拶ぐらい、片手間でできる。
挨拶をするべきだった。今度は、気を付けよう。

……挨拶をするタイミングというものは、誰も教えてくれない。
未だに、難しく感じてしまう。


案内を終えた総務課長に、これから宜しくお願いします、と挨拶をしてわかれた。
楽な仕事ではない、と言っていたが、どんな運命が待ち受けているのか、
楽しみである。ネーム ハンドル社会人編、此処から、始まる。

18/3/30 ('A`)
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