That's 記(雑記)

ネーム ハンドルの自己満足でいろいろなことを書いてます。

勤労手記40~44

「勤労手記40」
総務課長から、営業に出るように言われた。
必要な物は、と問うと、名刺とペンとメモ帳を
持って行くようにと教えてくれた。

名刺を交換。何を言うべきか解らないが
それらしい口上を述べた。

時計を見る。12時を過ぎている。
これだと会社に戻れるのは……。13時間近。
総務課長は「水筒は持ってっとるじゃろ。弁当も持って行かんと。」と後出し。

態々口に出さなくても解るだろうと思っていたパターンなのか、
或いは、終わってから思い付いたのか。

そのあと、総務課長から、見積書を作るように指示を受ける。
「することないなら、自分から仕事を上司に貰いに行かんと。」というお叱り付きで。

一応、地図を見て地理を勉強していたので、
何もしていなかったわけではない……と言い訳。

値段はこちらで勝手に付けていいのだろうか?
コストを考慮すると、もっと高くてもよさそうだが、
のちのちの付き合いも含めて、抑え目にしておくか。

同時に、Excelを弄り倒す。複雑なIF関数を作り上げ、
あとで楽できるようなシステムを構築した。
かの有名なマクロを作ればもっと楽なのかもしれないが、
どういう局面で有効なのか、知らないのであった。

総務課長に提出。翌日、精査するとのこと。
定時になったが、念のため、他にすることは、と
聞いてから上がった。

あとがき
市役所にも行った。市役所には来訪者が沢山居るのだが、
市職員らは、誰だろうと顔を見合わせる。公務員は、部署移動が
頻繁に行われるため、1つの部署に5年も居られない。そのせいで、
ベテラン不在となり、来客者の情報を把握し切れていないのだ。
市役所は形こそあるが、まるで霧のような存在であると思った。




「勤労手記41」
何か仕事が無いか、と総務課長に訊ねると、面倒臭そうにした。
昨日、自分で言った事を覚えていないのだろうか。
総務課長は「コダサン」に話を振る。「今は特に……あったら
仕事振りますんで。」と返事。総務課長は暫く考えてから、
「……じゃぁ、これ書類二部コピーして。」と呟く。大量の書類だ。
どうしてコピーが必要なのかは教えてもらえなかったが、
控えとして持っておきたいのだろう。
「えー……こことここは一部でいいかな。こことここも――。」
……。二部必要なのか、一部(一冊分)でいいのか、解らない。

コピー機で印刷。……。1枚1枚コピーを取っていたら日が暮れてしまう。
纏めてコピーを取る機能があるのでは……。

そうしていると、「コダサン」が横から現れ、コピー機の蓋、カバーの上方に
さっと紙を差し入れた。紙はコピー機に吸い込まれ、複製された。

成程。上から入れれば一気に何枚も纏めて印刷できるのか。
蓋を見てみる。自動原稿送り装置と言うらしい。丁寧に説明が書いてあった。

順調にコピーされていたのだが、途中、
折り曲がった紙が混ざっていて、紙が詰まってしまった。
こういう紙は、1枚1枚スキャンした方がベターか。

一冊分、コピーができた。総務課長にこれでいいか
訊ねたかったが、姿が無かった。


「コダサン」に頼まれ、社用車を運転して、お使いに。
書類を渡しに、取引先へ。

信号のない横断歩道。歩行者が待っている。
止まって、渡らせる。……。そんな走って渡らなくてもいいのに。

こういう片側一車線であれば、こちらが止まれば、対向車も
止まる確率が高い、止まり易い。

しかし、片側二車線ある道路にも信号のない横断歩道は存在する。
これは一台が止まってもどうにもならないように思える。
道幅が広ければ、歩行者の姿は一部の車からは見え辛いだろう。

そういうところで歩行者が待っている、というシーンに出くわしたことはないが、
その場合、止まれるかどうか、自信が無い。

信号のない横断歩道で歩行者が待っている時、止まらなければ
違法なのだが、しかし、止まらなくても警察に捕まえられる事は殆どない。
もやもやとする。

歩行者を含めた、他者を思い遣って運転している人を、表彰する、
褒められるシステムがあればいいのに、と思いつつ、移動。
到着。スマートフォンのカーナビを使ったのだが、
運転の評価がなぜか高かった。乗り心地は関係ないようだ。

事務所に乗り込む。「おはようございます。……社です。」と大声で
名乗ったつもりが、思った程、声が出なかった。でも、社員が出て来た。
「担当の……様はいらっしゃいますか?」
「えっ?」
緊張で、声が小さくなってしまったようだ。
「……様はいらっしゃいますか?」
「あっ、……ですね。」
担当の者が出て来た。書類を見せたら、頭を抱えていた。
「わざわざ届けて下さりありがとうございます。」
「いえいえ。こちらこそ。条件は難しいとは思いますが、
ご検討下さい。失礼します。」

問題があれば電話で連絡を、等と言うべきだったか。
書類の内容について教えられていないので、己れは
深いコメントができないのであった。


帰ると総務課長が居たので、二部か一部か質問すると、
「二部って言ったよね。」と返された。もう一部、コピーを取った。

午後にもお使い。市役所に書類を提出しに行く。
自分でも不思議なくらい、緊張する。昔、市役所の採用試験を
受けに行ったからだろうか。

受付に出向いて、「こんにちは。……社です。
担当者の……様はいらっしゃいますか。」と告げる。
「部署が違います。こっちです。」と冷静に返された。
無視されなくて助かった。

書類を見て、市職員も頭を抱える。不備があるようだ。
「これについては……詳しく知らない……総務課長から、
何も聞いてない、ですよねぇ……。」
「はい。何も聞かされていないので――。申し訳ないのですが、
これについては、総務課長にお訊ね下さい。」

帰る。「アコサン」が「Googleマップのストリートビューが見れなくなった。」と
言うので、教えてあげた。パソコンと向き合う事務仕事をしているが、
それに詳しくはないようである。

そのあと、己れは仕事がなかったので、Excelを弄って
今後来るであろう業務に備える。

廊下に「ハリサン」の姿が見えた。用事を終えて、
戻ってきて、此方に声を掛けてきた。
「仕事の調子はどう?」と訊いてきた。何も考えていなかった……。
「ハリサン」を視界に捉えた時点で、気を遣って己れに
話をしてくるというのは彼の性格から、予期できた。
それなのに、準備を立てなかった。そういう甘さが、己れにはある。

定時になった。一応、総務課長に、
もう仕事はないか、と訊ねてから、上がった。

あとがき
「イコサン」が「アコサン」が不機嫌で怖いと愚痴っていた。
どうも、同じ相手からの問い合わせを何度も受け、同じ説明を
何度も繰り返して、精神的に参ってしまったかららしい。
電話を受けるのも大変である。





「勤労手記42」
営業に出る……が名刺を忘れた。
名刺入れは欠かさずポケットに入れているのだが、
肝心の名刺が0枚になってしまっていたのである。

単に戻るのも勿体無いので、給油してから会社に戻り、
名刺を補充してから、移動。

一人での行動は気が楽だが……。
何か起こったら、一人で何とかしなければならない。

未だ、MT車の運転には慣れない。スムーズさと程遠く、
乗り心地は最悪である。しかも、跳ねているのが外から一目瞭然なようで、
後続車に車間を取られる。追突される心配はなさそうである。

道を誤って、細い路地に入ってしまった。用水路に掛けられた石橋。
車一台通れるのかさえ怪しい幅だ。これは、橋などではなく、隙間に
石が挟まって道のようになっているだけで、人の意図がないのでは……。
ハンドブレーキを掛けて、しっかり止めてから、窓を開け、
車幅と道幅を比較する。降りた方がいいのだろうが、そのスペースが無い。
助手席側の窓も開けて、通れるか用心してチェックする。
通れるには通れるが……。バックした方が安全なのでは……と思っていたら、
原付に乗った郵便配達員。郵便配達員は、こんなところであっても、
通るのか……。大変な仕事だ。己れも、行くしかない。
……真っ直ぐ……道路に対して、真っ直ぐ、動かせば。ピッタリ通れる。
慎重に進む。……。タイヤが微妙に宙に浮いたような音がしたが、通れた。
渡り切って安堵している己れを他所に、郵便配達員は
スペースの空いていた左側から追い抜いて、先へと進んでいった。

会社に戻って来た。ふと、止まっている状態で、
ギアを入れたまま、クラッチを一気に上げるとどうなるのだろう、と
気になって、試してみた。己れの予想では、エンジンがプスンと
力尽きるだけだと思ったのだが、陸上に打ち上げられた魚、
獲物に襲い掛かる肉食獣の如く、跳ねてから、エンジンが止まった。
車はこんな動きができるのか……。こうなってしまうから、
クラッチとブレーキを踏み込まないと、
エンジンが掛からない仕様になっているのだろう。

あとがき
眠たい。いつか、睡眠不足によって、人身事故を起こしてしまうのではないか、
不安である。居眠り運転による事故の存在を初めて知った子供の頃、
どうして、運転中に居眠りを、と疑問に思っていたものだが……。





「勤労手記43」
今日は社長の運転手となって、会社所有の不動産を管理しに行った。
近隣を転々としただけなのだが、人を乗せて、しかも、社長を乗せての運転に
プレッシャーがかかった。その雰囲気を察知してか、
お喋り好きの社長も無口となった。

社長は現場主義で、自分の目で見て動くのを好む。
それのせいか、現場の者には評判が高い。

運転だけでヘトヘトになった。総務課長も早くに上がってしまったので、
することもなく、己れもさっさと帰った。

あとがき
昼休みにスマートフォンを触っていると、「アコサン」が
「昼じゃけぇ、ご飯食べぇよ。」と声を掛けてくれた。
仕事を継続していると思い、気遣ってくれたのだろう。
「時間は把握しているので。」とぶっきらぼうに答えてしまった。
もう一言、加える必要があった。
御気遣いありがとうございます、と礼を言えれば、印象も良かっただろう。
社長は、雑に見えるが、そういう配慮をするのが上手い。
遊び好きだからなのかもしれない。




「勤労手記44」
必要な書類が入った金庫が開かない、と朝から大騒ぎしている。
総務課長も、その金庫の鍵の在処を知らないのだと言う。

鍵屋を呼んで開けてもらおう、と言う「イコサン」に対して、社長は
「鍵屋なんか呼んでもどうにもならんわ 。」と却下。お金が掛かるかららしい。
ならば、どうするのか。社長が誰かに電話をしている。
誰かが現れた。……社長の息子らしい。社長が何か、工具を受け取っている。
グラインダーだ。削ることによって、鉄をも切断する機械だ。

それで金庫の鍵の辺りを削ろうとするも、勿論、金庫なのだから
歯が立つわけもない。

諦めた頃に、「イコサン」が鍵を発見。しなくてもいい苦労をしてしまったようである。

今日も社長の運転手としてあちこちを回った。
「相手方に責任を持って仕事をしろ。」「積極的に質問していけ。」などと
と教わるも、あれしろこれしろと強く言われ萎縮する己れであった。

多分、社長としては、怒ってるわけでもなく、普通に伝えているつもりなのだろうが、
方言が強く、言葉が粗いことから、きつい口調に聞こえるのである。
あちこちがアルコールで除菌され、危険な遊具が撤去されたのと同じように、
言葉についても清潔が求められるようになったのだと感じる。

会社に戻ると、総務課長から見積書の作成を命じられた。
相手方に提出しなければならないようだが、急ぎなのだろうか。
条件含めて検討すべきものが多いが、相談し辛い。
電話をして相手方に訊くべきこともあるが……ビジネスフォンの使い方が
今一つ、分からない。会社支給の携帯電話を使った方がいいのだろうか。

社長が、スマートフォンの画面が割れたかも、と話している。
そういう雑談にも入っていくべきなのかもしれないが、
己れは積極的にならなければ、そこに割り込めない。
中には、そういう話が好きな者もいる。己れは、興味が無い。
己れのそういう性格が、人に恵まれる要因の一つとなったのかもしれない。

あとがき
ニュースを見ていると、「2018年4月1日スタート」という文章が目に入った。
来年の話か……と一瞬思ったが、今年は2018年だ。
2018年に入って、もう6月になろうというのに、未だ、実感が湧かない数字である。
2019年も2020年も、本当にやってくるのだろうか。


18/6/2 電話よりもメールの方が確実だと思ってメールをしてみたが、
待てども待てども返事が無かった。電話の方が早いようだが、しかし、
電話で呼び出す、来てもらう、というのも、仕事に不具合を生じさせるように思えるのである。('A`)
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主な内容は日記(空想。不定期更新)です。
イタめな日記ですが暖かい目で
見守ってやって下さい。

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