That's 記(雑記)

ネーム ハンドルの自己満足でいろいろなことを書いてます。

勤労手記45~50

「勤労手記45」
朝早くに出勤。右折レーンに入れず、会社への道を過ぎてしまうが、
慌てず、その先で左折。やや遠回りだが、会社に着いた。

営業に出る。先行していた社員(「ハリサン」)が、唐突に左ウインカーを出す。
同乗していた「ゲンサン」に「目的地はここを左折でしたっけ?」と訊ねる。
「いや、真っ直ぐ。先に行けって言うとるだけじゃろ。」
左に寄るその車を追い越して、先に進む。……後ろから、救急車の
サイレンの音が聞こえる。エンジンの音に掻き消されて、聞こえなかった。
救急車が来ていたから、「ハリサン」は、左に寄り、道を譲っただけだったのだ。
決して、己れらの為ではない。「ハリサン」もそっちが先に行くのか、と
笑っていたことだろう。

帰社。仕事はまだ残っている。
市役所への訊かなければならないことがあるのだ。

先週、メールをしたのだが、返信、未だ無し。
市役所だから、そういうものかと納得もできるが、
しかし、どうしてそうなるのかは不思議である。
頻繁にチェックしそうなものであるが……と言っても、
己れが働くこの会社も、未読メールが山積みだ。

休憩時間に、市役所で働いている友人に訊いてみた。
「遠くの親類より近くの他人」という諺があるが
今の時代、近くの他人よりも遠くの友人である。

曰く、メール確認は、その市役所や部署にもよって対応が異なるだろうが、
事前にアポを取っておかないと見られない可能性が高いそうだ。
それに、メールの場合、文書管理のために印刷して取っておかなければ
ならない(現在、公文書の管理で揉めているから)ので、嫌がられる、という話だ。

そういうことか……。この会社でも電話をメインに使っている。

電話をすると、相手も電話に出るために、仕事を中断したり、
席を外したりしなければならなくなる。予期しないタイミングで鳴る電話。
無駄に時間を奪う。相手が余裕を持って返せるメールの方が
いいと思っていたが……。メールにも大きなデメリットがあるみたいだ。

電話を掛けよう。でも、今は市役所も多忙な時間だろうから、後で……。

……。掛けられぬまま、夜になってしまった。
しかも、「ハリサン」や「トモサン」と雑談してしまい、
更に遅くなってしまった。

市役所はまだ開いている時間ではあるが……電話に出てくれるだろうか?
ビジネスフォンは使い方が解らないから、携帯電話で掛けよう。

電話番号を入力。発信。
「お掛けになった電話番号は只今使われておりません。」
……。番号を間違えていた。

改めてかけ直す。
「はい、こちら……市役所です。」
男性の声だ。声だけで仕事ができる人だと予測が着く。
「遅くにすみません。……の……課、ネームと申します。
いつも御世話になっております。」
「こちらこそ御世話になります。」
「……課の……様はいらっしゃいますか?」
「あー……。……は今日は人間ドッグで休みでして……。」
規模の大きな市役所で、よく把握していたものである。
しかも、理由付きで。……この説明は余分であろう。
「畏まりました。それでは……。」
「明日、でしたら居るかと……。」
「はい。では明日、またこちらから掛けますので、宜しくお願いします。」
「すみません。また明日お願いします。」
「いえいえこちらこそ遅くにすみません。」
と「すみません」地獄に至ったのち、電話を切る。
お互いに頭を下げつつ終わるのが、ある種の快適さに繋がるのが不思議である。

結局、これなら朝早く掛けても、遅くに掛けても同じだったな……。

帰りに、家電量販店に立ち寄って、クレジットカードの
磁気防止ケースを探したが、置いてなかった。
家電量販店に無いとなると、何処に売っているのだろうか。

あとがき
「アコサン」から、「折角、いい大学出たんじゃけえ、こんなとこで埋もれてないで、
もっとええとこ(仕事)探さんと。勿体無い。親も泣くよ?」と言われた。
己れは自分の能力が高いと感じたこともなければ、
ここで有能さを示したこともないのだが……。買い被りであろう。





「勤労手記46」
今日は社長から、会合があるのでそれの案内を作るように命じられた。
普段は「アコサン」の仕事らしいが、己れが暇そうにしていたので
割り振られてしまった(それといつも、己れに仕事を振る役の
総務課長が出張していたのもある)。流石、目敏い。

フォントも文字の大きさも違わず、同じように作れと指示される。
見本として、去年使っていたものが渡された。これを使い回せばいいのでは、と思ったが、
長い間、放置されていたためか、日焼けしていたり、埃を被ったりしていたことから、
見栄えを良くしたかったのだと推測された。

Wordを使用して作成する。
どのフォントか判らなかったが、1つ1つ見比べつつ探し当て、それを使って
文字を打ち、印刷し、仕上げていく。仕上がった紙をラミネートフィルムで挟み、
ラミネート(パウチ)加工もする。

しかし、途中でそのフォントが違うことに気が付く。……最初からやり直しか?
改めて、見本と一致するフォントを探し当て、これまで印刷したものも書き直す。
が、しかし、それとも見本と異なっている。これは一体、どういうことだ?

よく観察してみると、見本のフォントがバラバラなのだ。似ているが、
1つ1つ違っている。態となのか……?……推測だが、これを作成している途中に
中断したせいで、どのフォントだったのか解らず、似ているものを使ってしまったため、
複数のフォントが混在している状態になっているのだろう。全て同じだと勘違いしていた。

それをそのまま反映していいものか悩んだが、今回は指示された通りに作ることにした。

半分程仕上げたところで、パソコンの画面を見るのに疲れてきた。
画面が明るすぎるのだろうか。それとも、流行りのブルーライトのせいか。

画面を暗くして、ブルーの光の比率を下げる。故障しているような
見た目になってしまった(「アコサン」に二度見された)が、これで
少しは変わる筈。疲れた目では、その違いを感じ取れないが……。

パソコンの画面から離れる序に、市役所に電話をする。
直ぐに担当者(人間ドックから帰ってきたようだ)に繋がり、
スムーズに話が進んだ。相手が上手に話を聞いてくれたお陰である。
前以て、何を喋るか入念に練っていたことも大きかったか。
しかし、用件を伝えた後を、深く考えていなかった。
「総務課長にも、宜しくお伝え下さい。」と言われたので、
「いえいえ、こちらこそ宜しくお願いします。」と返してしまった。
今一つ、会話として成立していないように思える。間違いではないようだが……。

これのあとも、只管、見本に従って、文字を打ち、印刷する作業に従事した。
直ぐに終わると踏んでいたが、予想外に苦戦した。しかも、折角印刷したのに、
紙の色が暗く、印象が悪い、とのことで、結局、今日印刷した分は
無駄になってしまった。

あとがき
総務課長が不在だったためか、総務課長に対する愚痴が社内で炸裂していた。
不満を感じる気持ちも解らなくもないが……。己れは、その輪には加わらず、
ひっそりと静観していた。




「勤労手記47」
雨が降っている。道路が混雑していた。雨が降ると、普段、自転車で
登校している中学生、高校生を学校や駅まで送る人が増えるためだ。

会社に到着。「ハリサン」と「ポブサン」が話をしている。
何をしているのか、と問う。「今、何しているの?」という問いかけは、
会話の糸口に有益である……とインターネットの記事に書いてあった。

社内に入ったが、する事がない。あると言えばあるが、ないといえばない。
手が空いているなら、掃除でもした方がいいのだろうか、などと考えはするのだが、
実行には移さない。見えないが、そういう役割分担が一応、存在しているからだ。

社長に、「案内はできたか!」と問われる。印刷していなかったので、
「まだです。」と答えた。「なんじゃそら。」と一言。それを終わらせてしまうと、
本格的にすることがなくなってしまう。

……案の定、午前中に片付いてしまった。こういう日は、早く帰って休めればいいのに。

あとがき
拍子抜けする出来事が多いからか、「なんじゃそら。」が
社長の口癖になってしまっている。



「勤労手記48」
仕事場にクレーマーが乗り込んできた。偶々、出入り口付近に居た
「ハリサン」がいの一番に狙われた。「ハリサン」と一緒に働いていた己れは、
そのクレーマーの主張を近くで聞いていたが、こちらに非があると思える内容であった。

しかし、「ハリサン」は「ウチには関係ない。」と突っ撥ねる。
「ハリサン」の目は死んでいる。その目から確信した。
このクレーマーは毎年のように文句を言いにやって来る
社内でも有名な人だ、と。例年は揚げ足取りのようなもので苦情を
言いに来ているのかもしれないが、今の話を聞く限りは、
明らかに、こちらの分が悪い。

そのまま「ハリサン」は立ち去った。火に油を注いだ状態であり、
クレーマーの矛先は、己れに向かう。小言を耳から耳へと流しつつ、
言った台詞を鸚鵡返しにし、相槌を打ち、宥めようと努力する。

「市民を苦しめていいん?それで。」等と、「市民」というワードを繰り返し用いている。
その理由は、「私、共産党員じゃけぇね。日本共産党。市議会議員呼ぶけぇ。
呼んだら10人も20人も集まってくるよ。」という話から十分に伝わった。
脅すつもりで言ったのだろうが、それで恐れるべきなのか
恐れなくていいのかよく分からない。こんなクレームで日本共産党が動くのだろうか。
それはそれで、面白そうである。

こういう末端の人間が無茶をするから、全体、看板にまで、
被害が及んでしまう。勝負所で足を引っ張るのは、
そういう人々であるのかもしれない。

一時は収まったが、再び戻ってきた。今度は、他社との比較付きである。

これはもう、謝るより他無い。己れとクレーマーとの間に、
「コダサン」が割って入ってきて、話を取り成す。
「コダサン」はクレーム処理担当ではあるが、上手に収められてはいなかった。
頭を下げるのが早過ぎた。さっさと謝って終わらせてしまおう、という
魂胆が見え見えであった。己れが居るために、焦ってしまったのかもしれないが、
先ずは話を聞くことを優先すべきだろう。本格的に謝るのは一息付いた瞬間である。
それと、「ハリサン」が初動の対応を誤ったのが大きかった。
それについて、何度も繰り返し怒りをぶちまけていた。

どうすればその怒りを手早く収められただろう。

政治の話が出してきたからには、こちらも政治トークで返すべきなのだろうか。
「日本共産党よりも自由民主党の方が恐ろしいですけどね。逆らったら、
どこかの学園の理事長のように10か月勾留されますよ。」と
やや強引にブラックジョークに持ち込むパターン。
或いは、自分も共産党員である、と噓を付いて、日本共産党は素晴らしい、と
褒め称えてみるのは……微妙か。場当たり的な嘘は直ぐに見破られるだろう。
それか、日本共産党員であるなら、時の首相は目の敵。このクレームの大本の原因は
現在の首相――安倍総理のせいにするというのも有効かもしれない。

午後になってから、そのクレーマーは、悪気はなかったが、言い過ぎた、と
謝りに来た。「ハリサン」にも伝えておいて下さい、と言われた。
こちらこそすみません、と己れが返して、この話は終わった。
尚、「ハリサン」はクレーマーの再訪問に気付いてはいたが、目を合わせず、
完全にスルーしていた。

この後、社長から総務課長、「コダサン」、「ハリサン」諸々から
仕事の指示を受け、どういう順番で進めていけばいいのか苦められるのであった。

あとがき
そのクレーマーは、己れが手を置いていた机に肘を付く等、変な人ではあるが、
言っていることはおかしくない。クレーマーとしては、レベル1だろう。
もっと仕事についての知識があれば、己れでも宥められた筈である。
トラブルを自らの手腕によって、最短距離で解決できるようになりたいものである。





「勤労手記49」
寝不足。疲労の中で仕事をする。

時に、長距離ドライバーが突然死をして事故を起こす、といったニュースが
報じられるが、どうしてそうなるかが、よく理解できる。運転は体に悪い。
寝不足、疲労状態であれば、猶更だ。現時点で、人身事故や自動車同士の事故を
起こしていないのが、疑問に思えるぐらい、コンディションが酷い。

睡眠時間は確保はしているが、それでも疲労が取れないのである。

仕事をしていても、現実なのか夢の中なのかが区別が付かない。
ふわふわとした感覚だけがある。仕事による疲れだけが、
今この瞬間というものを、己れに知覚させてくれる。


完全週休二日制。週に必ず、2日休みがある。
しかし、それが約束されている企業は少ない。
6日連続働いて、1日だけ、休む。毎週ではないにしても、
週に1日しか休みがないというのは、珍しいケースではない。
会社によっては、一週間続けて。それどころか、
何週間も休みが取れないところも存在する。

とてもじゃないが、1日では疲労が取れない。
休みと言えるのかどうかも分からない。2日でやっとではあるが、
結局、ゆっくりできるのは最初の1日目だけで、2日目には、
明日から又、働かなければならない、というプレッシャーが掛かってくる。
仕事以外の別なことに力を使えない。

仮に、3日の休みが毎週担保されていたとしたらどうだろう?
3連休となっていれば、最初の1日はゆっくり休んで、
最後の1日は仕事に向けて気持ちを切り替える。
その間の1日は、色々なことができる筈だ。
遊ぶも良し、家族サービスをするも良し。勉強もできる。
週に1回の学習時間では少な過ぎるかもしれないが、
資格の習得も目指せるかもしれない。余暇が増えれば、
人々に余裕が生まれる。

日本の労働者は勉強をしない、と言われるが、至極当然と言えよう。
労働時間が長いからだ。その分、拘束されているため、
時間に余裕がないのである。

結局、それが生産性の低さであったり、グローバル社会に
乗り遅れる遠因になったりしているのではないか、と己れは推測している。

勉強などという堅苦しい切り口から入り込んでしまったが、
休みが増えれば、遊ぶ人の方が多いだろう。安直ではあるが、
そうなれば、消費が増えるだろう。景気が刺激されるのではないだろうか。
又、人の行き来が盛んになれば、交流も増加する。出会いも生まれる。

休みが増えることによって、日本を取り巻くありとあらゆる社会問題が解決しそうである。

良いこと尽くめに思えるが、休みが1つ増えるということは、
労働時間が減るということ。給与が減るのはほぼ、必然である。
特別に生産性の高い業態であれば、何とかなるのかもしれないが、
そのような企業があったとしても、長時間働く同業者に
太刀打ちできない可能性が高い。
毎週、休みが3日ある、というのは、夢物語なのだ。
それどころか、2日でさえも、怪しいのが、この現実である。

あとがき
社員が己れに様々な愚痴を言ってくる。反応に困るのが、子供の話。
子を持つ親は皆、ほぼ必ず、子供の話をしたがるのである。





「勤労手記50」
社員と雑談。スポーツの話から、「野球見る?」と振られた。
試合そのものは殆ど見る機会がない。観戦に行くこともない。
しかし、プロ野球、特に記録については、そこそこの知識があり、
投球・バッティングフォームにも高い関心がある。
それを伝えるにはどうすればいいだろうか?あれこれ考え込んでしまい、
沈黙。「そんなに興味がない。」と受け取られてしまった。

定時を前に、続々と社員が帰宅する。気付けば、己れ一人。定時を過ぎた。
外に出た社員が何人か居るようだが……。帰って来ない。
パソコンが付いたまま、放置されている。
そろそろ、戻ってくるのではないかと思うが……。どうしたものか。

電話が掛かってくる気配もないし、こんな会社を狙って
空き巣が入ることもあるまい。空けるのであれば、
戸締りをしたいところだが、鍵の在処を知らない。
窓だけ閉めて、帰ろうか……。

……帰っている途中から段々と、自分のその行動の拙さを理解し始めた。

金目の物はないにしても、パソコンや書類といったものはある。
そういったものが纏めて盗られて、破棄されたなら……。
可能性が低いとはいえ、万が一はある。これで何かがあったら
己れの責任だ。待つべきだった。時間的、体力的な余裕の少なさが、
判断を誤らせてしまった。

あとがき
朝、会社に行くと鍵が掛かっていたので、「キリサン」に開けてもらった。
鍵を渡さないと、という話はしていたのだが、そのまま流れてしまった。
あの時に借りていれば……。


18/6/11 休みの少なさに不満。でも、会社はこれで並だと思っているようだ……。('A`)
スポンサーサイト
blogram投票ボタン
コメント
コメントの投稿
管理者にだけ表示を許可する
プロフィール

ネーム ハンドル

Author:ネーム ハンドル
訪問、ありがとうございます。

ネーム ハンドルと申します。
Name Handle。略してNH。
一人称は「己れ(おれ)」。

主な内容は日記(空想。不定期更新)です。
イタめな日記ですが暖かい目で
見守ってやって下さい。

月別カレンダー
プルダウン 降順 昇順 年別

09月 | 2018年10月 | 11月
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31 - - -


最近の記事&コメント
カテゴリ
リンク
Translate
月別アーカイブ
文字を大きく(+)・小さく(-)
    アクセスランキング
    [ジャンルランキング]
    日記
    3612位
    アクセスランキングを見る>>

    [サブジャンルランキング]
    その他
    1395位
    アクセスランキングを見る>>
    サイト内検索
    来客者数
    RSSリンクの表示
    QRコード
    QRコード
    ブロとも申請フォーム

    この人とブロともになる